ホーム&アウェイ方式

ロングパス

Jリーグに所属するクラブチームにはホームグラウンドがあります。自前のスタジアムを持っているチームや試合の日程に合わせて自治体などが所有する競技場を借りている場合など様々ですが、ホームグラウンドでは普段から慣れている場所で試合をすることができ、サポーターも多いのでより実力を発揮しやすくなります。

また、ホームでの試合の入場料などの収入はそのクラブが得ることができます。そのためJリーグでは、ホームとアウェイでそれぞれ同一チームが試合をするカードが組まれるという仕組みになっています。

ホームチームはグラウンドの状態も自分達のサッカースタイルに合わせて有利になるように整備できるので、アウェイ戦に臨むチームは普段の実力を発揮しにくいことも多くあります。実力で勝るチームでも苦戦することもあり、チーム状況によってはアウェイでは引き分け狙いの戦術に切り替えることもあります。

長いシーズンの中で、選手の調子や怪我などの他に、このような要素も加わって番狂わせも多く、それがJリーグを面白くさせる一つのスパイスにもなります。