選手の背番号にもルールがある

背番号

Jリーグの試合を観戦していると、出場している選手のユニフォームには必ず胸や背中に番号がついていることがわかります。実は、この背番号のつけ方にもルールがあります。

1993年から1996年までのJリーグでは、試合ごとに使用するナンバーを変更することができる仕組みになっていました。ただし、先発出場する選手は1から11の中から、控え選手は12から16の中から数字を選ぶ必要がありました。この頃は試合出場の度に使用するナンバーが異なっていた選手が多く、中には1番以外をすべて使用したことがある選手もいたほどでした。

しかし、1997年シーズンから固定背番号制にルールが変更となり、ナンバーが与えられた選手はシーズンが終わるまではそのナンバーで出場し続けなければならなくなりました。現行のルールでは、1番は必ずゴールキーパーで、2~11番は必ずフィールドプレイヤーでなければなりません。登録選手が50名以下であれば12~50番は自由に割り当てることができ、欠番を設けることも認められていますが、51名以上になった場合は51番以降は順番に使用する必要があり、欠番をつくることはできません。