入れ替え戦の試合の内容
Jリーグは1999年にJ1とJ2の2部制となってから、上部リーグの下位数チームと、下部リーグの上位数チームを入れ替える制度を導入しています。
現行の仕組みについて述べると、まずJ1とJ2の間の入れ替えについては、J1で年間順位が下位3チームと、J2の上位2チームは自動的に入れ替わり、J2の3~6位のチームでトーナメントを行って残り1つの昇格枠を決めます。トーナメントはホームアンドアウェーが採用されない1試合勝負で、前後半90分で決着がつかない場合は年間順位で上位のチームの勝利となります。試合は上位チームのホームスタジアムで行なわれるため、6位チームがJ1昇格を成し遂げるにはアウェー戦を連勝しなければならず、プレッシャーは大きいものとなります。
一方、J2とJ3の間の入れ替えについては、J2の下位2チームと、J3の上位2チームが自動的に入れ替わるだけとなります。2016年まで開催されていたプレーオフは2017年シーズンについては実施されません。
なお、下部リーグから上部リーグに昇格するには、上部リーグのJリーグクラブライセンスを保有していなければなりません。もし保有していなければ昇格はできず、来季も残留となります。