ユースチームの選手がJリーグの試合に出場する
日本のプロサッカー選手の中にはユースチームに所属していた時期を経てプロ契約を結び、Jリーグの試合に出場している選手がたくさんいます。Jリーグでは現在、2種登録選手か特別指定選手であれば、手続きをとることでJリーグのクラブに所属し、試合に出場することができます。
2種登録選手と特別指定選手がどのような仕組みなのかについて簡単に述べると、2種登録選手は日本サッカー協会に第2種チームとして登録されている選手の中で、協会が定める手続きを経てJリーグの公式戦に登録を認められた選手のことで、特別指定選手は全日本大学サッカー連盟、高体連、日本クラブユースサッカー連盟のいずれかの団体に加盟しているチームの登録選手のうち、所属クラブとJリーグのクラブとの合意と、日本サッカー協会からの承認を経て登録された選手のことです。
アマチュア選手としての契約であるため、プロ契約をしている選手とは異なり、試合給以外の給料が支払われることはありませんが、有望な選手がより実力を高める方法として積極的に活用されています。
地域密着を基本方針としたJリーグなので、ユース選手が育って出場したときの喜びは大きいでしょう。
ユースを育てるのが上手いクラブは、セレッソ大阪が代表的です。