順延の試合はどう扱われるのか
Jリーグの試合は荒天下でも実施されますが、あまりにも酷すぎる天気で回復する見込みもない場合や、開催自体は可能なものの観客の安全が帰宅までの間確保できないおそれがある場合など、やむを得ない事情が生じると順延となります。
順延となった場合の取り扱いは、再試合、中断した所から再開、試合成立の3つの中からJリーグのチェアマンによって判断される仕組みになっています。もし、再試合が決定された場合は、中止になった時点の記録は得点、警告、退場などの記録はすべてが取り消しとなります。一方、中断した所から再開することになった場合は記録は有効ですが、怪我などで出場不可能になった場合を除き、中断した時点と同じメンバー構成で臨まなければなりません。
また、中止となったゲームがスポーツ振興くじの対象だった場合、中止となることによって、くじが成立する最低ゲーム数を満たさなくなった場合は購入代金が返還となり、成立していれば中止となったゲームについては勝ち、負け、引き分けすべてが的中として取り扱われます。くじが的中となる確率がアップするため、当せん金は低くなる可能性があります。