百年構想で考えるJリーグ

芝生

1996年に提唱されたJリーグ百年構想とは、サッカーを含めた日本のプロスポーツが地域に根付くように日本サッカー協会が現在の100年を活用し未来の100年に対してバックアップをするというプロジェクトのことです。その仕組みはスポーツをしやすい環境づくりから始まり、例えば体育館の整備やスポーツジムの完備そして各学校のグラウンドを怪我がしにくくなる芝生に切り替えるといった形です。

そして環境づくりの次に行なうのが指導の充実であり、整備された体育館や芝生のグラウンドを使用してサッカーに限らずスポーツスクールを作り年齢問わずにスポーツインストラクターの指導の下で運動が楽しめるようにします。そして最後はサッカーに限らず様々なプロチーム育成を目的にしています。

一般的にJリーグはサッカーリーグのことを指していますが、百年構想では広義として日本で行なわれるプロリーグ全般であってほしいということになっています。

そこで日本サッカー協会がパックアップして各地のチーム名を使ってプロチームを作ることによって競技人口を増やし、そこで試合が組めるようになれば環境と育成と試合とプロスポーツが地域に根付く土台が出来上がるということになります。